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情報処理の入門資格ITパスポート

最近、高校生や大学生、社会人の中でITパスポートの資格を取得している人が増えています。
このITパスポートというのは経済産業省が認めている国家資格であり、情報処理における入門的な資格になります。

私たちの暮らしの中ではインターネットが普及して小さい頃からパソコンを操作することが当たり前の生活です。
学校によっては授業の中でパソコンを活用することもありますし、情報伝達やプリント管理といったものもパソコンで行われることが増えています。

また、社会に出てからも仕事の中でパソコンは必要不可欠です。
情報のやり取りであったり共有であったりということもパソコンですし、資料作成もパソコンが必要です。

仕事の情報管理についてもパソコンで一元管理がされており、顧客情報や情報システムというものは全てパソコンを用いなければ使用できないということも多くあります。
このように仕事の中でもパソコンを使うことができなければ対応できないことがたくさんあるのです。

ITパスポートの試験では、このようなパソコンの操作ができるということや、表計算ソフトを活用してデータの整理ができるとかという能力だけでなく、社会人として必要であるインターネット知識までを幅広く知って活用するというスキルを身につけるための試験が行われます。

特に、最近ではパソコンでの情報管理だけでなくコンプライアンスの問題が重要視されています。
便利になりどこでも情報が閲覧できるために、情報管理の意識の低下や個人情報管理の徹底が叫ばれています。
そういったことについても知識を深めることができるのです。

ITパスポートに試験と類似した試験

ITパスポートの試験に類似した試験として初級シスアドの試験があります。
初級シスアドというのはパソコン系の資格の中で入門として多くの人が取り組んできたものです。

しかし、インターネット技術は日々進化しており情報が更新され続けています。
そういった情報の進化に伴って資格試験も適応したものに変化をしていく必要があり、それに対応するために誕生したのがITパスポートなのです。
そのために、初級シスアドの試験は平成21年度をもって廃止されて、ITパスポートの試験と統合がされています。

就職をするにあたって、やはり資格が取得できているのは評価につながります。
国家資格であり、なおかつ就職してからも役立つスキルということで、ITパスポートの資格を取得しているのは決してマイナスにはなりません。
社会人になる準備として何かを始めたいと思っている人にはとてもオススメな資格であると言えます。